きっかけはソーセージやベーコンを製造販売している友達からの話だった。物産展で冷凍ピザを売ってるところがけっこうあるんだけど、作ってみないかと。
もちろん、作れないと断った。なんせ作ったことがなかったからね。だけどそれからもう一度考えてみることにしたんだ。やったことはない、ならやってみよう。
まずはネットで冷凍ピザを検索して、ヒットしたとこの商品を注文するところから。検索上位のお店が必然的に売れてるお店だから、分かりやすい。
実際に食べてみて分かったのは、まずは2つに分けられるということ。ピザを作れる人が作ったものか、冷凍ピザを売るために素人が作ったものか。
実際に料理人、ピザ職人が考案したものと、素人が考案したものとはすぐに区別がつく。そしてよく売れているのはだいたい後者の素人が考案したものってのが世の中のスタンダード。
職人は美味しいピザをどうやってそのまま美味しく届けるかを考えすぎる。店と同じ味……そんなの無理だし意味ないのに。
だからこう考えることにした。『美味しい冷凍ピザ』を作ろうと。お客さんが家庭のオーブントースターやオーブンで焼いたときに完成するピザ。だから出来上がりにも幅が必要なんだよね。だって、解凍してから3分焼いてと伝えても、解凍しなかったり、5分焼いたりするじゃない。それでもある程度美味しくなきゃいけない。ピザ職人がちゃんと考えて作った『冷凍ピザ』。それがHOKKAIDO PIZZA giocosoのおうちピザです。
すごいねって?いや、俺は文章書くのが仕事なので。
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